【事例紹介 松坂城跡PR動画】松阪市のシンボル「松坂城跡」の魅力を紹介するPR動画(撮影編)
2021年は松坂城跡の国史跡指定10周年、日本100名城選定15 周年を迎える記念すべき年。
「城跡のPRを考える松阪市様」と「地元企業として松阪市の観光振興を応援したいという当社」の想いがつながり、松坂城跡PR動画の制作が始まりました。
【事例紹介 松坂城跡PR動画】松阪市のシンボル「松坂城跡」の魅力を紹介するPR動画(概要・準備編)
【事例紹介 松坂城跡PR動画】松阪市のシンボル「松坂城跡」の魅力を紹介するPR動画(完成・展開編)
日照条件をふまえて撮影スケジュールを設定
2021年11月上旬
登り口から最頂部の本丸跡まで、撮影は広範囲に及ぶため、事前に日照条件等を確認しました。
特に「猪の目石」は、石垣の影に覆われるため、撮影できる時間帯が限られます。
各スポットの撮影に適した時間帯に合わせて、撮影スケジュールを設定しました。
【天守跡の下見の様子】
最頂部に位置する「天守跡」から撮影を開始し、登り口となる「表門跡」、「裏門跡」にそれぞれ戻りながら撮影する流れにしました。天候の変化等によるタイムスケジュールの遅れを想定し、物が登場するシーンを優先しながら下見を進めました。
「クイーン松阪」のお二人を迎え 本番撮影
2021年11月上旬
本番では松阪市の観光PRを担う「クイーン松阪」のお二人に出演いただくため、事前に機材のセッティング、テスト撮影などを実施。撮影スケジュールの説明などを丁寧に行いました。
撮影前にしっかり準備できたことで本番の撮影は順調に進行。当初の予定より早く終了することができ、撮りこぼしや後日追加の撮影を行う必要もありませんでした。
【貴重なシーンの撮影に成功】
映画のロケ地に使われたこともある御城番屋敷の散策シーン。普段は生活道路として歩行者や車の通行量の多い場所ですが、当日は運よく車の進入もなく、槇垣にはさまれた風情ある通りをお二人が歩くシーンが撮影できました。
【実際に歩いているようなリアリティで堅牢な城造りを紹介】
最頂部の天守跡へ向かう道は、何度も折れ曲がり容易に侵入できない造りとなっています。
「豪壮な石垣とともに、その堅牢な構造を体感的に伝えたい」と考え、散策する目線をリアルに伝えられるGoPro(ゴープロ)を用いて撮影を行いました。
編集・音入れを経て完成試写へ
2021年11月上旬~中旬
本番撮影後、撮影した映像素材の中から必要なカットを抜き出します。例えば、豪壮な石垣の存在感を表現する大切なシーンでは、空にかかる電線を映像から消去するなど、松坂城跡の雰囲気を壊さないように映像のブラッシュアップを行います。
電線を消す前
↓
電線修正後
その後、1つの映像としてデータを編集し、アピールしたいポイントに文字テロップやBGMを挿入。10日間ほどで試写用のデータを作成しました。
解説用の文字テロップを追加