【kintone活用事例】初心者でもできる。無料のガントチャートプラグインで仕事管理アプリを作ってみよう。
初心者でもできる。無料のガントチャートプラグインで仕事管理アプリを作ってみよう。
kintone活用されていますか?
会社で導入されたけど、何ができるのかイマイチ分からない・・・・・・
そんな方々にCybozuより提供されているプラグインを活用した、ガントチャートでわかりやすく業務を管理するアプリを一緒に作成してみましょう。
ガントチャートプラグインは有料のものもありますが、今回はちょっと試したい方向けに無料のプラグインを使って設定していきます。
ガントチャートプラグインとkintoneアプリを準備する。
Googleで「kintone」「ガントチャート」「無料」で検索すると、上位にcybozu developer networkのガントチャートプラグインの記事が出てきます(2021年10月現在)。
今回はこのcybozu developer networkで提供されるガントチャートプラグインを使います。
cybozu developer network – ガントチャートプラグイン
事前準備はkintoneアプリストアの「ToDo」アプリ。
cybozu developer network – To Do をガントチャートで表示する
プラグインの開設画面をみても難しい印象で活用を断念しそうになるかもしれません。
しかし、ここでオリジナルアプリで業務改善につながるkintoneの活用をあきらめてしまうのはもったいない。
きちんと解説していきますので、気を取り直してガントチャートで表示する最低限のものでこんな感じのアプリを作っていこうと思います。
必要な設定は、下記7フィールド。これだけです。
案件名:文字列(1行)
締切日:日付
内容:文字列(複数行)
テーブル:テーブル名は「ガントチャート表示」としていますが、フィールドコードはTableとしてください。
タスク:文字列(1行) →副タイトルとガントチャートの帯の上に表示されます
開始日:日付 →ガントチャート開始日
終了日:日付 →ガントチャート終了日
進捗:ドロップダウン →ガントチャートの色分け
進捗のドロップダウンは「未着手(急ぎ)、未着手、作業中、確認待ち、完了」としていますが、
「S、A、B、C」など任意のものにしても、もちろん大丈夫です。
アプリの準備ができたらプラグインの設定をします。
cybozu developer network – ガントチャートプラグイン
のパッケージングからダウンロードし、kintoneシステム管理のプラグイン、その他設定からインストールしてください。(kintoneシステム管理権限がない場合は、管理権限を持っている方に相談ください)
インストールされたら、アプリの設定、カスタマイズ/サービス連携のプラグインへ進んで頂き、プラグインの追加から【ガントチャートプラグイン】を選択してください。
画像中央、実際PCで見ると左側に設定の歯車マークがあるので設定していきます。
左側の状態で有効、無効の切り替えもできます。
途中で保留にしたい場合は、無効にすると保存できます。
フィールド設定のところにも書き添えましたが、上記のように設定します。
クリックすると該当するフィールドが選択できると思います。
テーブルのコードをTableとすることで動きます。(小文字だと反映されません)
B~Eはテーブルで設定したフィールドになります。
もし他にテーブルに追加したフィールドがあっても、この無料のアプリではこれ以上の項目は反映できませんのでその点はご了承ください。
最後にEの色付けのフィールドの設定をします。
カラーの選択ですが、カラーコードなどネットで調べてみてもいいと思います。
保存して、更新したら、設定は完了です。
(どのカラーがどういう意味を持つのかについては、設定の一般設定のアイコンと説明で説明文を追加してもいいかと思います。)
レコードの登録と動作の確認。
設定が済んだら実際にレコードを登録してみましょう。
画像のようなレコードを登録してみました。
ガントチャートの画面を表示し、確認してみましょう。
(図は右下のガントチャート表示を表示させています)
もし動かない場合は、プラグインの状態が有効になっているかを確認ください。
また、ドロップダウンの進捗として設定した単語があっているかどうかご確認ください。
選択肢として出てこないので、手入力する必要があります。ここが違っているとうまく反映されませんのでお気をつけください。
プラグインを設定しているタブの隣に、新しく同じアプリの設定の画面を開くとコピーしやすいです。
kintoneはここを変えたい!ということなどにすぐに対応が出来るのが魅力的ですね。
こんな項目をつけ加えたい、などアレンジしてみてくださいね。
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